日本にある11種の泉質のうち、9種の泉質が存在する鳴子温泉。
巷では「温泉のデパート」と呼ばれるほど、湯巡りを楽しめる温泉地とされています。
また、その豊富な泉質から、鳴子温泉は「美肌の湯」としても有名です。
女性なら一度は行ってみたい温泉ですね!
そんな鳴子温泉で、温泉・観光・グルメすべてを堪能できるプランを地元民が解説します。
ぜひ最後までお読みください。
つるつる美肌になれる!「元祖うなぎ湯の宿 ゆさや」に宿泊
鳴子温泉でおすすめの旅館は「元祖うなぎ湯の宿 ゆさや」です。
こちらの旅館では、「うなぎ湯」「滝の湯」「茜の湯」の3種類の温泉を楽しむことができます。
「元祖うなぎ湯の宿 ゆさや」のおすすめポイントはこちらの2つです。
- 美肌になれる「うなぎ湯」
- 地元食材を使った豪華なお部屋食
順番に見ていきましょう。
ぬるぬる感触「うなぎ湯」で美肌に!
冒頭で3種類の温泉をご紹介しましたが、中でも名物は「うなぎ湯」。
名前の通り、うなぎのようにぬるぬるとした感触をしていることから、名付けられたといわれています。
お湯の肌触りは滑らかでとろとろとしており、まるで美容液に浸かっているような気分に!
この滑らかさが肌に皮膜を作ってくれるので、美肌に効果があるとされています。
うなぎ湯は歴史も長く、江戸時代中期には世に知られていました。
また、天候や気温によって、温泉の色がエメラルドグリーンやカラス色にも変化するため、神秘の温泉とも呼ばれています。
地元食材を使った豪華なお部屋食
「元祖うなぎ湯の宿 ゆさや」では、地元の食材を使った豪華なお部屋食を楽しめます。
使用される食材は季節によって異なるので、旬なお料理を食べられます。
画像のお料理は一例ですが、メインの食材は6〜7種類の中から選ぶことが可能です。
お米は農家から直接仕入れた「ひとめぼれ」「ササニシキ」が使われています。
お膳で宮城の味を堪能できるのは魅力的ですね。
季節に合わせた周辺観光
鳴子温泉を訪れた際は、ぜひ周辺の観光も楽しんでみてください。
今回は、「鳴子峡」と「潟沼」の2つのスポットをご紹介します。
鳴子峡で紅葉を満喫
1つ目の観光スポットは、「鳴子峡」です。
鳴子峡は紅葉の名所として有名なので、秋に鳴子温泉に行く方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
例年10月下旬〜11月にかけて、高さ100mにも及ぶ渓谷と紅葉の絶景を楽しむことができます。
有名な眺望スポットは、鳴子峡レストハウスにある見晴台です。
鳴子峡にかかる「大深沢橋」と紅葉が織りなす絶景は圧巻です。
近くには遊歩道もあり、間近で紅葉を見ることもできるので、秋に鳴子温泉に行く方はぜひ立ち寄ってみてください。
カルデラ湖・潟沼で自然に囲まれる
2つ目の観光スポットは、「潟沼(かたぬま)」です。
潟沼は、1,200年前に火山の噴火によってできたカルデラ湖。世界的に見てもトップクラスの強酸性の湖水で、魚は一匹も生息していません。
スカイブルーやエメラルドグリーンなど、天候によって湖面は様々な色に変化します。
そんな美しい潟沼では、貸しボートやSUPを楽しむことが可能です。
近くのレストハウスでレンタルできるので、ぜひ湖の上から潟沼の景色を楽しんでみてください。
食べごたえアリ!おすすめのランチ2軒
鳴子温泉のランチでは、食べごたえのあるこちらの2軒がおすすめです。
- ゑがほ食堂の「山菜きのこ蕎麦」
- あ・ら伊達な道の駅の「特製伊達ちゃんラーメン」
順番にご紹介します。
ゑがほ食堂の「山菜きのこ蕎麦」
1軒目にご紹介するお店は、ゑがほ食堂です。
おすすめメニューは、山菜きのこ蕎麦。
地元で採れた山菜やきのこがたっぷり使用されています!
蕎麦を覆いつくすほど具材が乗っているので、食べごたえもありますね。
ゑがほ食堂は、鳴子温泉駅の目の前にあるのでアクセスも良好です。
到着時、もしくはお帰りの際に寄ってみてはいかがでしょうか。
あ・ら伊達な道の駅の「特製伊達ちゃんラーメン」
2軒目にご紹介するお店は、あ・ら伊達な道の駅です。
鳴子温泉からは車で20分ほどの場所に位置しています。
こちらの道の駅でおすすめのメニューは、特製伊達ちゃんラーメン。
肉厚なチャーシューが2枚も乗っているボリューミーなラーメンです!
醬油ベースのスープと中太麺がよく絡んだ絶品です。
また、あ・ら伊達な道の駅は、じゃらんが開催する「全国道の駅グランプリ」で2020年・2021年に1位に輝きました!
レストランだけではなく、軽食を楽しめるカフェやお土産売り場も充実しているので、時間をかけてゆっくりと滞在するのもおすすめです。
お土産は鳴子の名産品!
鳴子温泉を訪れた方におすすめのお土産は、「大栗なるまん」と「なるここけし」です。
どちらも鳴子の名産品なので、喜ばれること間違いなしです!
順番に見ていきましょう。
ゴロっとした栗入り「大栗なるまん」
大栗なるまんは、ゴロっとした大きな栗がまるごと入っている黒糖のお饅頭です。
大栗なるまんは、大正9年創業の「おみやげの店 なるみ」で販売されており、昔から鳴子のお土産として愛されてきました。
実は、「なるまん」は鳴子の「なる」ではなく、お店の名前である「なるみ」が由来になっています。
洒落がきいたユーモアのあるお饅頭ですね。
鳴子温泉の思い出としていかがでしょうか?
日本三大こけし「なるここけし」
日本三大こけしとしても有名な「なるここけし」。
こけしは縁起物として作られているため、贈り物にもぴったりです。
最近では、こけしのストラップやハンカチなど、様々なタイプのお土産品が販売されています。
鳴子定番のお土産なので、ぜひチェックしてみてください!
駅弁は宮城名物「牛たん弁当」を堪能
旅の締めくくりに、「牛たん弁当」はいかがでしょうか?
宮城を訪れた方に、ぜひ食べていただきたい一品です。
こばやしの「仙台名物牛たん弁当」は、肉厚な牛たんと麦飯を一緒に食べられるお弁当です。
紐を引いて加熱する仕組みなので、新幹線の中でも熱々の状態で食べることができます!
こばやしのお弁当は、数ある牛たん弁当の中でも人気商品なので、日によっては売り切れていることも・・・。
駅弁売り場が混雑する前に買うことをおすすめします。
まとめ
鳴子温泉についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?
- うなぎ湯でつるつる美肌になれる
- 地元の山菜やお米を使った料理を楽しめる
- 自然豊かな観光スポットがある
美肌の湯や、山の幸を使ったグルメなど、鳴子でしか体験できないことがたくさんあります。
ぜひ、鳴子温泉を訪れてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!